採用歩留りが発生している企業では、下記のような6つの原因が主に考えられます。
①他社との選考スピードの違い
②自社ブランディング不足
③応募者対応不足
④社風が合わないと感じた
⑤面接官の対応が良くない
⑥募集要項と実態の乖離
今回からは、このような採用歩留まり発生の原因を取り上げ、その課題と対策例を項目ごとにわけてご説明していきます。
①他社との選考スピードの違い
原因:他社との選考スピードの違い
対策:選考フロー全体の見直しや選考結果の連絡を早めに行う
改善項目:面接設定率と面接実施率
原因の1つ目は、内定までにかかる期間です。
新卒採用に関しては内定までの期間はほとんど関係ありませんが、中途採用は一次面接から内定を出すまでの平均は13日程度となっております。
中途採用の場合、現職を続けながらや、休職していてできるだけ早く内定が欲しいと考えています。
そのため、面接の日程が遅くなったり、面接後の連絡が遅くなったりしてしまうと先に連絡の来た他社に流れてしまいます。
フローの中に無駄な箇所や、現状で日数がかかっているフロー箇所の見直しを行い、選考フローをなるべく短くしましょう。
ただし、フローを短くする際に必要なフロー項目まで削除しないよう注意が必要です。
選考スピードが原因の場合は、選考フローの開示や目安の日数、応募後や選考後の結果連絡を早めに行う、選考フローの見直し(不要なフローが含まれていないか)を行うと良いでしょう。
②自社ブランディング不足
原因:自社ブランディング不足
対策:自社サイトの運営のみならず、他の部分で自社情報の発信を行う
改善項目:有効応募率、面接実施率、面接実施率、内定承諾率、入社率
原因の2つ目は、自社のブランディング不足です。
こちらの原因は新卒採用、中途採用関係なく考えられるものです。
自社のブランディングが不足している場合、そもそもの応募者数を集められなかったり、面接日程調節の連絡が返ってこなかったりとなる可能性があります。
他社と比較された時に自社を選んでもらえるようにする必要があります。
自社のHPだけでなく、SNSの運用や、自社キャラクターがいればそのキャラクターを活用することもできるでしょう。
SNSや自社キャラクターサービスの使用が難しい場合は求人原稿の写真を目立つように工夫したり、原稿内でアピールすることもできるでしょう。
しかし、自社アピールの為に虚偽の情報を記載することはできない為、注意しましょう。
虚偽や間違った情報を出すことで原因6つ目のような情報乖離につながりかねません。
自社ブランディング不足が原因の場合は、自社サイトの運営だけでなく、他の部分で自社の情報発信を行うと良いでしょう。
【無料プランニングも実施中】 お気軽にお問い合わせ下さい◎