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新入社員に期待することは?新卒入社の私が当時の上司に聞いてみた

ハーブ健康本舗は、今後の事業拡大を視野に入れ、2025年より本格的に新卒採用を強化しています。3月には、福岡にある九州大学の学生を対象にしたオンライン企業説明会に参加しました。

↓記事はコチラ↓
>>令和6年度九州大学学内合同企業説明会<<

新卒採用の強化は、会社として初めての取り組みです。考えるべきことは山積みですが、ハーブ健康本舗を一緒に盛り上げてくれるメンバーが増えるのを楽しみにしながら、採用活動を進めています。

本ブログの企画・執筆を担当している私・住𠮷は、2012年の春、ハーブ健康本舗に新卒で入社したメンバーのひとりです。当時は中途で入社するメンバーばかりで、通販の企画職として新卒社員が入社するのは初めてでした。

学生時代を経て社会人になり、仕事をし始めたあの頃。何を経験し、何を学び、何を考えていたんだろう…。

会社が新卒採用に舵を切る中、改めて自身の入社〜在職期間を振り返ってみることに。現在もハーブ健康本舗で活躍している当時の上司に声をかけ、話を聞いてみました。

著者:住吉
2012年にハーブ健康本舗へ入社、以後10年近く社員として在籍。2022年2月より独立し、現在は外部の立場からハーブ健康本舗を見つめ、ブログを通じて情報発信をしている。

新卒で入社しジョブローテーション…当時の上司に聞く「新入社員への期待」

改めまして、ブログの企画・執筆を担当しております、住𠮷と申します。

入社したばかりの住吉

2012年4月にハーブ健康本舗へ入社。最初は初歩的なビジネスマナーに加えて、セールス文章の書き方など通販企画の基礎から教えてもらいました。その後はジョブローテーションでさまざまな部署に所属。紙媒体の手配業務・Web販促の運用・メルマガ・商品開発・経営企画の組織開発…さまざまな仕事を経験しました。

2022年に独立し、フリーランスとして活動するまでの約10年間。振り返れば、社長をはじめとする社内のメンバー・当時のパートナー企業の皆さまには、大変お世話になりました。

お世話になった上司・先輩を尋ね、新卒・未経験だった頃の私がどのような印象だったか、伺ってみることにしました。また、ハーブ健康本舗が新卒採用を強化するにあたり、新卒入社するメンバーにどのような期待をもっているのか、聞いてみることに。

社会人経験ゼロだからこそ、お客さまの悩みに寄り添える|カスタマーサービス 増本

私・住吉が入社した2012年4月。当時からカスタマーサービスのプロとして在籍している増本は、お世話になった先輩社員のひとりです。私が入社したばかりの頃について、話を伺いました。

カスタマーサービス 増本
2010年1月に入社。ハーブ健康本舗のコールセンター部門に長く所属し、長年お客さま対応の窓口として第一線で活躍してきた。

住𠮷
私が入社した2012年のハーブ健康本舗は、20〜30名のメンバーが在籍していたと記憶しています。いまでこそ部署ごとに階を分けていますが、当時は部署を問わず、コールセンターも企画部署も、全員が同じフロアで仕事をしていましたよね?

増本
当時は企画部署ができて間もないタイミングでした。もともとは[お問い合わせ][出荷]の大きく2つの部署があり、企画の仕事は社長ひとりで進めていたんです。会社がさらに成長していく上で、企画の仕事を組織として進めていくために、キャリア採用を進めながら[企画]という部署ができました。

住𠮷
当時の企画部は設立したばかりだったんですね。自分の入社が決まって、2012年4月よりハーブ健康本舗ではたらき始めました。自分で聞くのも少し怖いですが…新卒入社した私に対して、どのような印象をもっていらっしゃいましたか?

増本
社内で企画職として、しかも新卒の男の子が入社するということで、どんな子がくるんだろうと、社内で噂していたのをよく覚えています。入社した後の印象は、期待をよい意味で裏切られた、という感じでした。

いままでに会ったことがないタイプ、というのが第一印象で。何でも器用にこなせる子で、初めて会う相手の心のトビラをひらける、コミュニケーション力の高さが持ち味なんだなと思いました。取引先のお客さまを呼んでのイベントをひらいていたときは、司会に段取りに大活躍でしたね!

住𠮷
ありがとうございます!毎年パートナー企業の皆さまを招待する「夏祭り」では、イベントの企画・準備から当日の進行まで、密に関わらせていただきました。コロナ禍で継続的な実施が難しくなったものの、毎年関係者が100人近く集まり、お食事や催し物の準備を全社員で協力して対応していて…あの頃が懐かしいです。

夏祭りの一コマ
代表自らバンド演奏!

私自身は企画の準備や裏方だけでなく、当日の進行役・演者側として、ステージに立っていました。毎年夏の時期は、連日企画の準備や演目の練習に追われ、なかなかハードで…ただ、業務と並行しての準備でプロジェクトを進めるスキルは、この頃にだいぶ鍛えられたと思います。

増本
イベントごとにも全力を出す社風なので、真面目な優等生というだけではなかなか続かない職場だと思うんです。特に昔は少数精鋭で、自分発信で積極的に動かないと、会社自体が回らないような時代でした。もし住𠮷さんじゃない方が入社していたら、会社全体の雰囲気が全く違っていたと思います。

住𠮷
照れてしまいますね…増本さんは私の入社当時から、カスタマーサービスのお仕事を続けていらっしゃいますよね?ワンフロアではたらいていた頃、お電話対応を間近で耳にしながら、お客さまの言葉を聞き流さず、真意を汲み取って気持ちに寄り添うように、丁寧に応対されているコールセンターの皆さんの姿が印象的だったんです。

稀にお客さまから、通販の専用ダイヤルでなく代表電話に入電されることがあって。その都度オペレーターの皆さまに取り次いで、対応をお願いしていました。当時は私も電話応対で緊張し、しどろもどろのまま取り次いでしまうこともあって…その後スムーズにお客さまとの対話をはじめるお客さま対応の仕事ぶりが本当にすごくて、感動したのを覚えています。

増本
そう言ってもらえると嬉しいです!カスタマーサービスは、人と話すことが好きだったり、相手の気持ちを理解できたりする人が向いていると思います。トークスキル以上に、お話しているお客さまのお悩みに向き合い、一緒に解決していきたいというマインドが大切です。お客さまの目線で物事を考えることが重要なのは、部署問わず通販事業に関わる人たち全員共通だと思います。

住𠮷
お客さま目線で物事を考える大切さは、入社当初から懇々と教えてもらったことのひとつです。新卒採用強化で、今後はフレッシュなメンバーがどんどん増えると思いますが、お客さまの気持ちに寄り添える方に入社してもらい、一緒にお仕事できたらよいですよね!

増本
そうですね。新卒入社する皆さんは、社会人経験ゼロだからこそできることがあると思います。「一般的な会社はこうする」「前職ではこのフローでやっていた」など、知識や経験からこれまでのやり方を踏襲しようとしがちです。先入観なく、目の前のお客さまを想い、新鮮な発想力でお客さまに喜んでもらう提案ができるのが、未経験ならではの強みだと思います。

AIの普及で人間の仕事がなくなる…といったニュースを耳にしますが、人の心を動かせるのが人間の強みだと思います。お客さまを喜ばせたいという気持ちにあふれた、心が豊かな方と一緒に仕事をしていきたいです。

常に未来志向で、会社とともに成長していこう|人事 萬治

入社して企画部署に所属、通販の仕事に初めて触れた住𠮷。当時、同じく企画部門に所属していた萬治に、当時の話を聞いてみました。

人事 萬治
2010年11月に入社。ジョブローテーションでさまざまな企画部署の仕事を経験し、現在は人事として組織づくりに関わっている。

住𠮷
企画部署として本格的に仕事をする上で、企画部署の先輩方には本当にお世話になりました。当時、萬治さんは企画の中でも既存のお客さま向けの販促担当として仕事をしていましたよね?部署に新卒のメンバーが入ってくることを、どのように捉えていらっしゃいましたか?

萬治
住𠮷さんの面接時、事前に「面白い子が入るかもしれない」と聞いていたんです。販促担当として一度面接に同席しましたが、個性豊かだけど真面目で素直そうな印象を受けました。自分がやりたい仕事を探していて、ハーブ健康本舗の企画職にも興味関心があり、うちの会社に合いそうだと感じていたのを覚えています。

住𠮷
確かに面接時、仕事内容を聞いて「面白そう」と思いました。入社して実際に初めて仕事に関わり、すべてが新鮮で面白かった半面、専門的な内容に面食らってもいたんです。特にWebの広告代理店さまとの打ち合わせは、専門用語ばかりでちんぷんかんぷんで…。

会議の度に議事録をとるのですが、ただでさえ話すスピードが速い中で耳慣れない用語が飛び交い、後でメモを見返すと意味不明な記録が出来上がっていたのは、苦い思い出です(笑)。ネットで用語を調べたり、当時の上司やパートナー企業の担当者さまに質問したりして、ちょっとずつ勉強していきました。

萬治
最初は戸惑いますよね。当時の企画部は中途社員の方ばかりだったので、新卒として未経験の状態から仕事に取り組む住𠮷さんの姿が新鮮でした。分からないことが多いながらもがむしゃらに泥臭く仕事に取り組み、指示されたことを忠実に成し遂げようとする姿が印象的で。住𠮷さんのはたらく姿を見ながら、私自身も新卒の頃を思い出していました。

企画部署に新卒が入社するのが初めてだったので、社内でも住𠮷さんの入社前に準備を進めていたんです。通販のお客さまに伝えるセールスライティングスキルを駆使して、新卒の社員が直観的に仕事の中身を理解できるよう、社内の“企画マニュアル”を社長に見直してもらいました。また、住吉さんが入社後に仕事を通じて成長できるよう、企画職の仕事内容を書き出してステップアップしていくフローを作成したのを覚えています。

住𠮷
マニュアルがわかりやすく、仕事の度にマニュアルをまとめたファイルを取り出し、資料とにらめっこしながら仕事を進めていた頃が懐かしいです。バックアップしていただいたおかげで、企画のさまざまな仕事に挑戦できました。紙媒体の販促物を手配したり、メルマガを中心としたWeb販促を推進したり…。

実は萬治さんも、ジョブローテーションを通じてかなりたくさんの仕事を経験されましたよね?ここ数年で入社したメンバーは、人事として仕事をされている萬治さんの姿しか知らないと思うのですが、私は企画部署の萬治さんのイメージがとても印象に残っています。

萬治
最初は既存のお客さま向け販促を担当していましたが、新たなお客さまにアプローチすべく、広告クリエイティブ制作に関わったり、システム運用を担当したりしたこともありますね。ジョブローテーションはとてもよい経験になりました。企画職のさまざまな仕事に関わった経験は、現在の人事部門での仕事に活きていると思います。ハーブ健康本舗に入社してから、自分自身がすごく変わったことを実感する日々です。

住𠮷
会社を取り巻く環境変化に連動して、目指すビジョンや会社の方針もどんどん変わり続けていた時代でした。変化の中で、萬治さんも未経験の領域にて仕事を担当・推進され、現在は人事として活躍されています。当時を振り返って、何か感じることはありますか?

萬治
普段あまり昔を振り返らないので、なんだか新鮮な気持ちです。これまでやってきた経験は確かに大事ですが、私個人としては常に未来志向型でいたいと思っていて。常に今後どう変わりたいのか、そのために何をするべきか、能動的に考えるよう意識しています。だから、新卒の採用強化で未来を担う学生の方がハーブ健康本舗にくるのがすごく楽しみなんです。

住𠮷
新卒採用強化は、萬治さんが所属されている人事部門の柱となる取り組みです。人事として、どのような学生の方にハーブ健康本舗で仕事をしてほしいとお考えですか?

萬治
先ほど住𠮷さんも話された通り、ハーブ健康本舗は常に変化している会社です。私が入社した2010年は、既存のお客さま向けの施策を強化したり、紙媒体での販促に挑戦したりすべく、企画部署を増員していた時期でした。15年経った現在もその精神は変わらず、その時々に設定した目標に向かってチャレンジし、成長を続けています。

ハーブ健康本舗の成長を自分事として喜び、会社によい刺激をあたえてくれる方に入社してほしいです。今後の会社を担い、引っ張ってくれる存在だと思うので、チャレンジ精神旺盛で成長意欲が高く、会社の価値観を体現できる方と一緒に仕事ができればと思います。人事として、私自身もさらに成長していきたいです。

アイデアを徹底的に磨き続ける情熱を|商品開発 武下

2017年~2020年の期間は、販促部門から異動し、商品開発に挑戦した3年間でした。当時の上司である武下と一緒に、商品開発時代を振り返ります。

商品開発 武下
2016年7月に入社。商品開発に所属し、あらゆる商品の開発・ブランドの立ち上げに従事してきた。現在は部長として、商品の開発に関わる幅広い分野をマネージメントしている。

住𠮷
商品開発時代は、ハーブ在籍期間の中でもかなり濃い時間でした。社歴は5年目を迎えていたものの、商品開発は初めての領域で、ほぼほぼ新卒みたいなものだったのではないかと思うんです。私の異動が決まった際、どのような印象をお持ちでしたか?

武下
住𠮷さんは企画部署で唯一の新卒入社なので、会社の秘蔵っ子みたいなポジションだったと思うんです。商品開発に異動してくるまでは、どんな人なんだろう…と楽しみにしていました。話してみて、伝えたことを素直に受け止められるなという印象があり、ハーブ健康本舗らしい人だなと感じました。同時に、傷つきたくない繊細さもあるように感じていました。

住𠮷
繊細だったかもしれないです(笑)。いまだから話せることでいくと、未経験で一から仕事を覚える不安は多少なりともありました。直前までWebの販促担当として広告運用・メルマガ企画などに取り組んでいた中、いち早く商品開発の仕事を覚えないと…という焦りがあったように思います。専門的な内容に最初はどぎまぎし、とくにパートナー企業である工場の方・メーカーの方とのやり取りは、ものすごく緊張していました…。

武下
外部のパートナー企業さまと折衝交渉するのは、ちょっと苦手でしたよね(笑)。物事をハッキリ伝えるのが得意ではなかった感じでした。でも、何度も経験しながら、少しずつ物怖じせず交渉の場に取り組めていたと思います。私自身、住𠮷さんが何を好きなのか、何が得意で何が苦手なのか…最初のうちはずっと観察していました。

住𠮷
商品開発に異動して以来、週次で打ち合わせの場を設けていただきましたよね?異動直後の商品開発は、武下さんと私のふたりしかメンバーが在籍しておらず、仕事の進め方から商品づくりのノウハウまで幅広く指導していただきました。武下さん自身も仕事をもっている中、お時間をつくってもらい、ありがたい限りです。

担当の商品を割り振ってもらい、開発責任者として処方設計や資料作成に取り組ませていただきました。お客さまへの魅力的な訴求とは何か、幾度となくフィードバックをもらい、時には社長にも相談に伺ったりして、試行錯誤していたのをよく覚えています。会社としても、お客さまによろこんでいただける新商品をどんどん生み出そうと、力をいれはじめた時期でしたよね?

武下
会社が新たなジャンルの商品開発に挑戦しようとしていた折、商品開発に異動して、新しいこと・難しいことに積極的に挑戦してくれましたね!行動指針にもある“評論家ではなく、勇気ある実践家”になるべく、私も全力で仕事に取り組みました。機能性関与成分「プロテオグリカン」を商品化した100年健康源シリーズの主力商品『ヒザ潤滑源』の開発時は、成分のよさをどう表現するか、四苦八苦した末に完成させた商品として思い出に残っています。

通販市場の競合が増える中、機能性表示食品の分野で訴求力のある商品をつくるべく、住𠮷さんにも相当頑張って仕事に取り組んでもらったと思います。コンセプトづくり・処方の設計・研修資料づくり…事業の主力だった健康食品だけでなく、マッサージクリーム『イタドルンS』の開発にもチャレンジしてもらいました。法規のルールが異なる中、一から勉強して開発するのは大変でしたね。

100年健康源シリーズ(写真左)と
イタドルンS(写真右)

住𠮷
コンセプトづくりや処方設計はもちろんのこと、開発する上で遵守すべき法規をクリアする必要があり、多角的な視点で開発を進める難しさを痛感していました。だからこそ、本当に商品ができあがったときの嬉しさはひとしおで、家族や友人に「実はこの商品の開発に関わったんだよ」と、こっそり自慢していました。

ハーブ健康本舗の商品開発で触れるべき話題のひとつに、限られた期間での開発量のすごさがあると思うんです。商品開発の定例会で、開発が進行中の商品だけでなく、アイデアベースの商品案もアジェンダに書き出して議論を進めていました。本当にたくさんの商品案を同時並行で検討していましたよね。

武下
そうですね。商品開発のアイデア提案の場を定期的に設けて、新企画を実現させようと何度も提案シートをつくり直していたのが懐かしいです。全国各地の展示会に参加し、最新技術や市場のトレンドを収集して、提案内容に盛り込むこともありました。開発するだけでなく、販促する側の視点を意識してものづくりに取り組むのはかなり難易度が高いことです。住𠮷さんをはじめ、商品開発のメンバー全員が熱心に取り組んでくれました。

住𠮷
商品開発の取り組みを通じて、自社の商品・サービスに対する並々ならぬ熱量・愛情が、より高い品質を磨きあげるのに重要なのだと学びました。今後の新卒採用強化で、商品開発にもフレッシュなメンバーが増えるかと思いますが、熱い思いでものづくりに取り組んでくれる方に入社してほしいですね!

武下
熱中できるものがあったり、夢中になるエネルギーを秘めていたりする人は、商品開発に向いていると思います。お客さまにとってどのような商品が魅力的なのか、常に追及し続けることが求められる環境です。新たな挑戦を面白いと感じ、本気で頑張れるような、“明るいオタク”みたいな人と一緒に仕事がしたいです。

自分のアイデアを徹底的に磨き続け、お客さまに喜ばれる価値を創出するのは、本当に大変なことです。競合商品から抜きん出てヒット商品を生み出したい向上心、絶対に結果を出すという野心を、ハーブ健康本舗の商品開発でぜひ発揮してほしいです。私自身、いま以上にもっと“すごい”商品をチームとして生み出すべく、精進していきます。

周囲にはたらきかけ、前向きに仕事に取り組もう|経営企画 瓜生

商品開発での経験を経て、2020年5月より経営企画に所属しました。組織開発を中心に取り組んだ2020年代を、同じく経営企画・瓜生と一緒に振り返ります。

経営企画 瓜生
2018年10月に入社。経営企画として、会社の重要指標であるKPIの設定や各部の結果目標設定、部署の状況をヒアリングしながら運営のサポートを担当。

住𠮷
経営企画時代は、コーポレートサイトのオウンドメディア『ふんばるブログ』の運用を任せていただきました。現在に至るまで企画・執筆の仕事ができているのは、経営企画として過ごした時間があるからだと感じています。その他、組織づくりの観点から、さまざまなプロジェクトの推進・部署ごとの運営サポートに関わらせていただきました。

私自身は経営企画の経験がない中で一緒に仕事をさせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。当時の瓜生さんはめまぐるしくお仕事をされていたと記憶していますが、覚えていらっしゃいますか?

瓜生
当時は年商100億円という大きな目標達成を実現する組織へと成長すべく、経営企画として各部署の状況整理と課題解決に集中して取り組んでいました。事業の柱となりうる高品質な商品の開発、多様なニーズを満たす販促・サービスの充実化、さらに多くのお客さまに価値をお届けできるバックオフィスの構築、部署どうしが連携できる組織づくり、個々の成長を促す育成体制…。

私自身、Web販促にカスタマーサービスにシステム領域と、未経験のジャンルでの運用を進行していた中、ひとりで抱えきれない場面も増えてきた矢先、住𠮷さんが経営企画に所属となりました。コーポレートサイト運用や組織開発に取り組む傍ら、数々のプロジェクト運用にも関わってもらい、前進するスピードが増したように感じます。

住𠮷
そう言ってもらえると嬉しいです!私も『ふんばるブログ』を運用し始めたばかりの頃は、瓜生さんにたくさんアドバイスをいただきました。オウンドメディアとしての役割・発信するコンテンツの方針を少しずつ固めていた時期で、仕事中の瓜生さんに「社長とこんなこと話したんですけどどう思います?」って何度も相談していましたね。あの頃は逐一手を止めてしまい、失礼いたしました…(笑)。

この頃の経営企画は、部署ができて1年くらい経った頃でしたよね?決まった仕事をやるというよりは、社長・部署責任者とたくさん会話しながら、やるべきことを模索して仕事をするというスタンスだったと思うんです。大変な場面も多かったのではないですか?

瓜生
会社の成長に必要なプロジェクトが複数同時に進行していたので、忙しく駆け回っていた時期だと思います。他部署の皆さんも忙しい中、会社をよくしようと積極的に動いていただきました。システムや物流面の抜本的見直しや、Web販促部門の体制構築は、私ひとりが躍起になって解決するものではありません。当時の感謝の気持ちは、いまもなお忘れることはありません。

住𠮷
大事なことだと思います。瓜生さんの立場上、経営企画として全体最適の観点で判断しなければならないことが多々あると思うんです。その中でも、現場で仕事をする人の気持ちに寄り添い続けようとする姿勢を貫いたのは、本当にすごいことだと感じています。

瓜生
ありがとうございます!いま振り返ると、入社当初は一歩引いて物事をみていたというか…現在よりも各メンバーとの距離感があったように思います。コミュニケーションを重ねるにつれ、現場で誰もが熱意をもって仕事をしていること、課題や悩みを抱えつつも前向きにはたらいていることを知りました。いまは経営企画として、自分にできるアプローチを常に考え、全力で取り組むようにしています。

住𠮷
現場とのコミュニケーションを通じて、会社の成長・前進を後押しし続けてきた瓜生さん。会社がさらに変化を続ける中で、経営企画としてどのようにアプローチしていこうとお考えでしょうか?

瓜生
経営企画は会社の羅針盤である部署だと思っています。2020年10月末に年商100億円を達成し、現在は年商180億円を目指すようになりました。求められる組織のレベルがさらに高くなる中、いま一度自部署のミッションを思い出し、経営分析・予測・管理・企画を通じて全部署の目標達成を実現していけるように取り組み、会社の永続的発展に貢献します。

住𠮷
事業規模が大きくなり、組織力強化に向けて新卒採用を強化する方針が決まりました。今後、経営企画として仕事をする新卒入社の方が出てくるかもしれません。どのような方と一緒に仕事をしていきたいとお考えですか?

瓜生
目の前の仕事を自分事として捉えて、この仕事をする目的・求められている成果を明確に認識し、前向きに取り組める方と一緒に仕事がしたいと考えております。仕事に対して能動的な姿勢で取り組めると、間違いなく成長に繋がります。私自身も、熱意をもってはたらきたい気持ちに寄り添い、成長をサポートできるようになりたいです。

未経験でもチャレンジできる環境は、ハーブ健康本舗の魅力のひとつです。私自身そうでしたが、新卒で入社したばかりの方は右も左もわからないことだらけで、不安な気持ちでいっぱいだと思います。当社には、わからないことを教えてくれる頼れる先輩がたくさんいるし、ミスしてもきちんとカバーできるバックアップ体制が各部で確立できているので、安心して仕事にチャレンジしてほしいです。

達成思考・成長意欲をもってチャレンジし続けることが成長につながる|代表 永松

入社してから企画部署に所属し、その後商品開発・経営企画に異動…振り返ればあっという間の10年間でした。長きにわたりお世話になった代表・永松にも時間をもらい、話を伺いました。

代表・永松靖浩
ハーブ健康本舗の創始者。美と健康をサポートするオリジナルの健康食品を開発・販売。直近は新たな事業・販路の拡大に注力しつつ、社内体制の強化として、マーケッターや部署リーダーの育成に力を入れている。

住𠮷
改めまして、入社してから独立するまで、本当にお世話になりました。入社する前は就活に難航していまして…情報誌でハーブ健康本舗の広告を見かけたのがきっかけで応募してから10年も経ったのだと思うと、感慨深いです。社長は当時のことを覚えていらっしゃいますか?

永松
覚えていますよ。住𠮷さんが当時、コールセンターのオペレーターとして応募してきた知らせを受け、面白そうな子だと思っていました。確か、個人のYouTubeでカラオケ動画を公開していましたよね?面接前に視聴してみて、これはひと味違うぞと、面接前から会えるのを楽しみにしていました。

住𠮷
若気の至りでお恥ずかしい限りです…(笑)。

永松
実際に会ってみると、地頭がよく、コミュニケーション能力が高い印象を受けました。受け答えもしっかりしていたので、ちゃんと勉強すれば仕事ができるようになるだろうと感じていたのを覚えています。同時に、どこか人見知りで遠慮がちな印象もあったので、取引先との折衝交渉で鍛えていかないといけないなと感じていました。

当時はいまほど部署が明確に分かれておらず、住𠮷さんは企画部署のメンバーとして、名刺の渡し方や代表電話の取り方といった基本的なビジネススキルに加え、ライティングスキルの向上に取り組んでもらいましたね。商品の詳細資料に掲載する原材料資料の説明文や、お客さまからの問い合わせを想定した「よくある質問Q&A」を何度もつくってもらいました。

住𠮷
よく覚えております。大学時代は個人のブログで毎日投稿するくらいには文章を書き続けていました。でも、自分本位ではなく読み手が理解しやすい構成・魅力的に感じる表現について真剣に向き合ったのは、社会人になってからが初めてで。社長にはお忙しい中、何度もフィードバックをしていただきました。

永松
修正指示を素直に受け取り、繰り返し挑戦していたように思います。住𠮷さんの態度は、新しい仕事を吸収する上でよいスタンスだと感じていました。中途経験者の中には、以前の会社でのやり方に固執し、ハーブ健康本舗の仕事の進め方がどうしても合わないケースがあります。先入観がなく、まっすぐに仕事に取り組む姿勢は、いまの当社のメンバーにも常に忘れずにもってほしいと考えています。

住𠮷
そう言っていただけて嬉しいです!いま思えば、あの頃は指示された内容をこなすのにいっぱいいっぱいでした。「とりあえずAを指示されたから、Aをやればいいんだよね…?」といった感じで、取り組んでいる仕事の目的や求められている成果にまで、明確に頭が回っていなかったように思います。

永松
当時は私自身が現場で商品開発・販促企画を進めていた時期ですから、全員忙しく動きまわっていた時代でしたね。メンバーそれぞれが仕事の目的とゴールを理解し、積極的に動いて完結させる必要があった。そういう意味では、住𠮷さんにはまだ学生の感覚があって、入社したての頃はまだまだ物足りなさを感じていました。

住𠮷
おっしゃる通りだと思います。実は自分の担当する仕事への責任感について、明確に考えが変わったエピソードがあるんです。現在もハーブ健康本舗の商品として発売中の『ルテインブルーベリーHYPER』が、当時は新商品として販売したばかりのタイミングで。当社の商品をご愛用いただいているお客さまに案内し、商品モニターとして協力いただける方を募集する企画があり、そのモニター企画のプロジェクト管理全般を任せていただいたんです。

ルテインブルーベリーHYPER

諸先輩方にアドバイスをいただき、タスクを洗い出したまではよいものの、以降の指示がない中で勝手に進めていいのかわからず、序盤は戸惑っていました。そんな折に社長から「いち早く商品をお客さまに伝えたい。自信をもって進めていいんだよ」と声をかけてもらったんです。もやが晴れた気がして、仕事を前に進めていく上での大事なスタンスを学びました。

永松
モニター企画の推進が、住吉さんの成長のきっかけだったんですね。たくさん経験をつんで、仕事を完結するまでにやるべきタスクを書き出し、何をいつまでに対応すればよいのか、明確に設計し実行できる力がどんどん身についていったと思います。自分はアシスタントだから…という意識から、責任をもってやれるように成長してくれましたね、とても嬉しく思います。

住𠮷
おかげさまで、独立して仕事ができるレベルに成長できました。ハーブ健康本舗で、社長をはじめたくさんの方に支えていただいたおかげです。今後、会社が新卒採用を強化することを伺って、会社がまた大きく変わっていくんだろうなと、すごく楽しみに感じています。就活をしている学生の皆さまに対して、伝えたいメッセージがあれば伺いたいです!

永松
社会人になったばかりの頃は、自分に何が向いているのかなんてわからないと思います。新卒の方・未経験の方が仕事をいち早く覚え成長するには、先入観を持たずに、とりあえず実際にやってみることが大切です。さまざまな挑戦・経験を通じて、自分の興味分野や熱意を持って取り組める仕事を見つけ出してほしいと思っています。

仕事で自分が経験していないことにどんどん挑戦していくには、達成思考・成長意欲が鍵を握ります。これまでたくさんの方と一緒に仕事をしてみて、「○○ができるようになりたい」と強く思っている人は、全員もれなくちゃんと努力して、最終的に大きな成果を残しています。自分の成長目標を適宜設定し、試行錯誤して前向きに取り組む姿勢が大事だと思います。

住𠮷
特にここ数年のハーブ健康本舗は、社内で“成長”という言葉が頻出しているように感じています。個々の、ひいては組織の成長を促進する研修体制・育成プログラムがどんどん確立していますよね?

直近で開講された生成AI研修(写真左)と
マネジメントカレッジ(写真右)

永松
最終的にはハーブ健康本舗から、会社の事業全体を引っ張ってくれるメンバーを輩出したいと考えているんです。商品開発・クリエイティブ・マーケティング・バックオフィス…通販事業全体を幅広く理解し、他のメンバーを巻き込んで推進できる。厳しい通販の世界で、総合職として頭ひとつとびぬけて活躍できるメンバーを育成したいと思い、急ピッチで環境を整えています。

当社の強みは、何といっても数十年の歴史がある通販ノウハウが資料化できていることです。現在、改めて通販企画に関する研修資料を整理し、さらにブラッシュアップしています。通販の概要や事業モデルを深く理解し、企画の仕事に関わるビジネスマンとしてどのような心得・考え方をもつべきかを伝えていくつもりです。

マインド面とあわせて、売れる商品の開発・広告の企画・クリエイティブ制作・セールスライティング・折衝交渉といった、スキル面の成長を、いまよりも強力にバックアップできるようにしたいと考えています。新卒の方には、ぜひ当社での仕事を通じて、通販事業のプロとして活躍してほしいです。

「すごいの出そう」を掲げるハーブ健康本舗が、新卒生の皆さまに伝えたいこと

10年間の在籍期間でお世話になった面々に話を伺った本記事。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

私自身、この企画を通じて、自身の社会人の基礎を形成した20代の時間を、ゆっくりと振り返ることができました。体験談を通じて、ハーブ健康本舗が大切にしている価値観・考え方が少しでも伝われば幸いです。

入社したての頃、社会人としてうまくやっていけるのか…不安に押しつぶされそうなこともたくさんありました。その中で、たくさんの方々に支えていただき、いまこうして仕事ができているんだと、感慨深い気持ちです。

学びの場である学校から飛び出し、社会人の一歩を踏み出そうとする新卒生の皆さまの中には、どのような仕事・会社ではたらけばよいのか、仕事選びを迷っている方も多いと思います。

通販事業は、必ず「お客さま」が存在します。ハーブ健康本舗は、美と健康に悩みをもつお客さまが毎日を明るく過ごせるよう、高品質さとユーモアにこだわった商品・サービスを徹底してきました。その結果として、たくさんのお客さまに商品をご注文いただいたり、お褒めの言葉をいただいたりしています。

提供する商品やサービスの価値を高め、たくさんの競合商品の中から自社商品を選択してもらうのは、並大抵の努力では実現できません。徹底したお客さま視点・アイデアを磨き続ける情熱・密なコミュニケーションによる周囲との連携。常に未来を見据え、「絶対に達成するぞ」という強い気概をもって仕事に取り組んで、初めて成果として現れます。

お客さまに喜んでもらうために、いかに本気になれるか。それこそがハーブ健康本舗の考える仕事の面白さであり、成長するための根幹です。経営理念「すごいの出そう」にも、お客さまのために圧倒的な価値を生み出していこうという、前向きな気持ちがこめられています。

私たちのビジョンに共感し、一緒に事業に取り組んでくれる方のエントリーを、とても楽しみにしています!

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会社の想い
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はたらく人
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ものづくり
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ハーブの毎日
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