こんにちは!2025年春にコウダプロへ新卒入社した米山です!
配属先は、化粧品の商品開発を手掛ける「ヒット屋」。
ですが、化粧品に携わることとなった自分に、1つ不安が……
実は、化粧品のことが全くわかりません!!
わからないながら働いていたある日、事業部長の原口さんからひとこと。
「ヨネ、明日メイクしよっか」
メイクを?明日?まだ入社2週間ちょっとですよ!?
テンポが早すぎます……(笑)
そんな人生初メイクの全貌と、体験を通して感じたことをシェアします!
■メイク体験当日
にこやかなメイクアップアーティスト日下部さん(左)と緊張している米山(右)
今回担当してくださるのはメイクアップアーティスト(仮装)の日下部さんです。
よろしくお願いします!!
机の上には見慣れないコスメがずらり……戦闘力高そうです(笑)
知らない道具がいっぱい……上にあるカラフルな冊子?は一体なんなのか
■カウンセリングタイム
ノリノリな日下部さんのカウンセリング
カウンセリングを通して、ある目標を立てました。
それは……
「推し(笠宮えいるちゃん)みたいになる!!」
実は、趣味でアイドルオタクをしている米山。
そんな僕が、推しに!?
ゴールも明確になり、不安の中にも楽しみが入り混じった気持ちに(笑)
推しのSPRISE 笠宮えいるちゃん(左上)に米山はなれるのか……!?
■まずは洗顔から
すごい泡です。いつもより丁寧に洗顔しました。
■カラコンとの戦い
年中メガネの米山。実は、コンタクトにチャレンジしようとしたことはあるのですが、眼科で3時間も入れられなかった過去が…。
そんな自分にとって、カラコンは空気を読まずいきなり出てきたラスボスのような存在……
もちろん最初はリベンジ。自分で挑戦……
しかし、当然ながらうまく入れられず。
これは手ごわい!となり、ヒット屋メンバーが続々とカラコン入れサポートに。
緊張と怖さに震える米山に差し出されたのは、千葉県印西市のマスコット「いんザイくん」のぬいぐるみ。
すぐに抱きしめました。怖かったので(笑)
肩を叩いて緊張をほぐす安藤、目をこじ開ける岩永、コンタクトを入れる日下部
これだけしても、まだ米山の目はコンタクトを受け付けません…。
途方に暮れかけたそのとき!
アスガール事業部から「コンタクトを入れるの得意です!」と救世主・大野さんが。
情けなく落ち込む米山と救世主・大野さん
目薬を入れたりしながら30分(!?)ほど格闘。
そしてついに…!
カラコン装着に成功しました!!!!
自分はただ目を開けていただけなのに達成感すごいです(笑)
大野さん、本当にありがとうございました!
(なお、カラコンを外すときにも大野さんにお世話になりました。)
変わ……った……?
そしてようやくメイク開始……と思いきや、スキンケアが始まります。
■スキンケア
スキンケアのやり方を教わる米山。伸ばして広げるそうです。
導入美容液→化粧水→美容クリーム:持っているものが高価すぎて緊張
5点おき(おでこ・鼻・両頬・顎)を学びました。
塗り終わったら手で押し付けて浸透させる!?ただ塗るだけじゃだめなんだ……
謎の表情でスキンケア
そして、ティッシュオフ。
余分なクリームを放置しているとメイク乗りが悪くなるので、ティッシュを押し付けて落とします。
絵面はやばいですが、何気に大事な工程です。
■メイクスタート!
おまたせしました。ようやくメイクスタートです。
●ベースメイク
最初は日焼け止めです。
普段日焼け止めですらさぼりがちな米山からすればメイクの一環になってるんだ……という感想です。
見たことない韓国語がパッケージに書かれた日焼け止め。
次の工程は下地。5点置きしてのばしていきます。
スキンケアと同じシステムですね!
化粧下地:5点置きします。
コンシーラーを塗ってスポンジで広げていきます。
この時点でもうすでに変わってきているような……
コンシーラー:ひげや眉毛の剃り残しを目立たなくする効果があります。
チークとハイライトです。塗りすぎたら逆によくないので、ポイントを絞って塗っていきます。このあたりからもうすでにちんぷんかんぷんです。
クリームチークで〜…パールが入っているので~…
?マークで頭がいっぱいです。 パールが?クリームに?
チーク・ハイライト:いれすぎ注意!
リキッドファンデーションです。もっと先に塗るものという印象があったので、「ファンデーションの前段階にこんなに行程があったとは!」と驚きました。
ルースパウダー:ベースメイクのセット(ベタつきを抑える)、メイク崩れを防ぐ
シェーディングです。男の人は女の人よりシャープなことが多いらしいですが、よりシャープに見えるように影をいれていきます。
シェーディング:ブラシが大事と化粧の本にも書いてあったことを思い出す。
ここまでがベースメイク!!
どれもなんとなく聞いたことありましたが、こうやって使うんですね……。
「ナチュラルメイクとして男でもアリじゃね?」と思いました。
今時点でも変わった……?
●アイメイク
ポイントメイクスタートです。
いきなり本番(?)アイメイクです。
後で気が付くのですが、アイメイクの行程は多すぎます!!!!
まずはアイシャドウを塗っていきます。推しに近づくため、目の周りを赤くするために日下部さんが持ってきた秘策、それは……
『鬼滅の刃』でした!
アイシャドウ:謎の冊子は『鬼滅の刃』一番くじのコラボパレットだった、、
アイシャドウ2
鬼滅の刃……不思議な光景!
メイクのことを全く知らない自分は、「赤?派手じゃない?」と思っていました。
ですが、見返してみると意外といい感じ!
その後ラメで仕上げてくださいました。まだまだ目のメイクが続きます。
このあたりで「目のメイク、多くね……?」と気づき始めました。
グリッターパレット:涙袋にも使える優れもの。
もうこの時点でなんとなく女性らしさのようなものが出てきています。
ここからは、目をテープを使って二重にしてもらいます!
二重(テープ):尋常じゃない数入ってておどろき
テープを使うも、なかなかうまくいかず……
そんなとき、日下部さんが思いつきました!
「つけまつげ用のノリだ!」
つけま用の糊!! 全力の乾かしを受ける様子。
テープとのりを併用することで密着力が出たのか、ぱっちり二重になりました!
二重完成!
次はアイライナーです。相変わらず目周辺はビビりが出てしまう米山。
苦戦しながらもなんとか引いてくださいました!
この後から雰囲気がまた一気に変わった気がします!
アイライナー:震えまくってすみませんでした……
さらにアイライナーで下まつげを追加してくださいました。
アイメイクはただ工程が多いだけじゃなく奥が深いです……。
そしてアイブロウ。眉毛を書くためのものです。
アイブロウ:眉毛を書きます。
涙袋をつくります。推しに近づくため、派手にやってもいいところ、メイクアップアーティスト日下部さんの美学をもっていい感じに仕上げてくださいました!!
うるうる目になれてますかね?(笑)
涙袋ペンシルとグリッター
つけまつげまでつけました。
自まつげは割と長いんですが、下向きで存在感なし。
つけまつげでまつげの上がった世界を見ました。
つけまつげ 2個(両目用)入り : 使い捨てなんてもったいない……
アイメイク終了!まさかの顔全体と同じくらいの(むしろベースメイクよりも多い!?)行程があり、驚きました。
ここからさまざまな調整が入り……
バランスを取られている米山
●リップメイク
ポイントメイク、続いてはリップです。
3種類も塗りました。普段はリップクリームしか塗らない自分からしたら衝撃です。
そういえば、リップを口紅って言ったらおじさん扱いされるって本当ですか?
プランパー(唐辛子の成分でヒリヒリさせて唇を腫らして大きく見せるもの)は昔の人が見たらドン引きするメイク道具だろうなと思いました。
ティントは色を染めて落ちにくくするものらしいです。後にリップはすぐ落ちてしまうのですが、長年女性が悩んできたことを少しでも解決しようとしているような気がします。
グロスはツヤをだすやつです。正直この辺はまたキャパオーバーでした。
リップ(左からティント、グロス、プランパー)
その後、髪も整えて(?)いただき、遂に完成です!!!
完成!!!!
誰……?血のつながりのあるであろう知らない人がそこに……
この時点では自分でもまだ確認できていないのに色々させられている様子
推しにちょっとは近づけたのでは……?(気のせいカモ?)
■お披露目!!
せっかくメイクしたので、他部署の社員の方にもお見せすることに。
初めて鏡で見て吹き出す米山。同期の児玉もこの表情である。
あらためてビフォーアフターです!
こうしてみるとメイクってすごい!しかありませんね……
BEFORE/AFTER
みなさんの反応もよかった(はず)です。
■推しにも見てもらいました。
ちょうどGWに帰省したので、推し(笠宮えいるちゃん)のライブに行ってきました!!
写真を見せると・・・
「誰ですか?これは」
と言われました。(笑)
「僕です!」という話と、この企画を説明すると、「おもしろ!」と言ってくれました。
「私は好きじゃないけどいいと思う!
前髪あげるなら、普段からメガネ外したらいいのに!」とコメントいただきました。
推しの隣にいたメンバーからは、「メイク映えする顔なんやね」と。
「私は好きじゃないけど」は言わなくていいじゃん…。と思いつつ(笑)
意外と好印象(?)だったので、よかったです!!
それと、コンタクト派の意見を受け入れてもう一度眼科でチャレンジしてみます!
■やってみての感想
かわいいと褒められるのは何とも言えない気持ちでした。(悪くはなかったです)
「目が色っぽい」と連呼してくる同期の鳥居さんの姿と、メイクを落としたあと社員の皆さんに「元に戻っちゃった〜」と残念そうに言われたことがすごく記憶に残ってます(笑)
でも、実際にかわいいかどうかが問題なのではなく、体験してみることに意義がありました。メイク体験、想像の5倍は大変でした!
リップなんかは落ちやすいし(お昼食べたら全部落ちました)かと思えばメイク落としのときには落ちなかったりラメが残ったりと。そりゃメイク直しの時間いるよな〜とか感じました。女性はすごいです……。
こういうことを、自分で体験したからこそ実感として学べました!
新卒入社で、知識も興味もない化粧品に携わるヒット屋に配属となった米山でした。
しかし、メイク体験から化粧品に興味を持てるようになった気がしています!
これからの化粧品に対する勉強へのいい取っ掛かりになりました!
この体験、ヒット屋配属となった男性全員にやってほしいです!
というか、ヒット屋・コウダプロ関係なく世の男子全員にやってほしいです!(笑)
同志、お待ちしています!!!!
●おまけコーナー
その後終業までそのまま業務に取り組みました。
日下部さん(左上)、岩永さん(右上)と。児玉くん(下)は……笑
「女形とかできそう!」とメイク中に言われた意味がわかった気がします。